Windows 10 ダウンロード版のサービスオプション別リリース時期
サービスオプションごとのライフサイクルは、日本マイクロソフトが作成したスライドがわかりやすい。なお、Windows 10 ダウンロード版1607 LTSBのリリースタイミングが異なるが、これは地域差が関係している。日本におけるLTSBのリリースタイミングは当時10月1日と言われていた。
Windows 10 ダウンロード版のサービスオプション別ライフサイクル さらにWindows 8.1 購入は、ビジネス向けWindows 10のメディア配布方法として、WUfB (Windows Update for Business) やWSUS (Windows Server Update Services) などの他に、VLSC (Volume Licensing Service Center) を用意している。
数百以上のライセンス購入を行う企業向けに用意したチャネルだが、Windows 10 バージョン1607はWUfBなどでの公開日が2017年1月19日、VLSC上の公開日が2017年1月26日 (いずれも米国時間)。ここから顧客の移行期間を考慮した60日の猶予期間を設けていることから、前述の3月26日が当初の終了日。今回はこの終了日を5月まで延期したことになる。
今回の発表で様々な情報が交錯しているが、あくまでもサポート期間終了の延期はCBBが対象であり、我々消費者が使用しているCBは基本的に最新版のみサポート対象となる。ビジネス向けサポート期間について右往左往している印象は拭いきれないが、WaaS構想導入に伴う混乱期と見るしかないだろう。